高崎市議会 > 2021-03-10 >
令和 3年  3月10日 環境施設建設特別委員会−03月10日-01号
令和 3年  3月10日 市民経済常任委員会-03月10日-01号

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  1. 高崎市議会 2021-03-10
    令和 3年  3月10日 市民経済常任委員会-03月10日-01号


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    令和 3年  3月10日 市民経済常任委員会-03月10日-01号令和 3年  3月10日 市民経済常任委員会   令和3年高崎市議会市民経済常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                   令和3年3月10日(水曜日)   ────────────────────────────────────────────                   市民経済常任委員会次第                                     令和3年3月10日(水)                                     第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第 6 号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正について    議案第18号 財産の無償貸付けについて    議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算所管部分)    議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算所管部分)    議案第54号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算所管部分)    議案第55号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 (2)請願の審査    請願第 2 号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて
    2 報告事項 (1)高崎市交通安全アクションプラン(令和3年度~令和5年度)について      (市 民 部) (2)高崎市農業集落排水事業に係る経営戦略の策定について             (農 政 部) 3 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(11人)   委 員 長   飯  塚  邦  広  君     副委員長   荒  木  征  二  君   委  員   丸  山  芳  典  君     委  員   中  島  輝  男  君   委  員   白  石  隆  夫  君     委  員   丸  山     覚  君   委  員   石  川     徹  君     委  員   柴  田  和  正  君   委  員   田  中  治  男  君   議  長   渡  邊  幹  治  君     副 議 長   長  壁  真  樹  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   市民部長    山  田  史  仁  君   市民生活課長  町  田  一  美  君   人権男女共同参画課長                                   阿 久 澤     健  君   防犯・青少年課長福  島     優  君   地域交通課長  小  山  和  寛  君   市民課長    大  山  富 美 雄  君   保険年金課長  高  橋  宏  樹  君   環境部長    石  原  正  人  君   環境政策課長  清  水  弘  明  君   一般廃棄物対策課長               産業廃棄物対策課長           塚  越  直  樹  君           清  水  孝  之  君   環境施設整備室長吉  田  尚  広  君   清掃管理課長  矢  嶋     穣  君   高浜クリーンセンター所長            吉井クリーンセンター所長           西  山     学  君           茂  木     亨  君   商工観光部長  水  井  栄  二  君   産業政策課長  本  間  澄  行  君   商工振興課長  佐  藤     勉  君   観光課長    瀧  上  幸  治  君   農政部長    真  下  信  芳  君   農林課長    原  田  修  樹  君   田園整備課長  金  井  孝  文  君   農業委員会事務局長                                   西     慎 一 郎  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所市民福祉課長           津 久 井  光  明  君           長  壁  保  幸  君   倉渕支所農林建設課長              箕郷支所地域振興課長           塚  本  茂  之  君           佐  藤  久  夫  君   箕郷支所市民福祉課長              箕郷支所産業課長小  泉  雅  裕  君           久  保  奈 津 江  君   箕郷支所建設課長本  田  時  人  君   群馬支所地域振興課長                                   住  谷  俊  樹  君   群馬支所市民福祉課長              群馬支所産業課長住  谷  玲  子  君           白  田  美  徳  君   群馬支所建設課長関  口  宏  達  君   新町支所地域振興課長                                   戸  塚  和  也  君   新町支所市民福祉課長              新町支所建設課長霞     博  文  君           須  田  美 智 子  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所市民福祉課長           中  村  剛  志  君           金  田  祐  児  君   榛名支所産業観光課長              榛名支所建設課長青  柳  佳  嗣  君           久  保  達  也  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所市民福祉課長           高  麗  和  男  君           石  井  和  彦  君   吉井支所産業課長堀  越     修  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    福  島  貴  希  君   納税課長    岩  佐  英  臣  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主査   後  閑  和  晴      議事課主任主事 井  田  悠  子   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時59分開会 ○委員長(飯塚邦広君) ただいまから市民経済常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(飯塚邦広君) 諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(飯塚邦広君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い、進行いたします。なお、予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いいたします。本日の会議は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を30分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いいたします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第 6 号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正について  議案第18号 財産の無償貸付けについて  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算所管部分)  議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算所管部分)  議案第54号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算所管部分)  議案第55号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算 ○委員長(飯塚邦広君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案(1)を御用意いただき、75ページをお開きください。  議案第6号 高崎市福祉医療費助成条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) 健康保険法の改正に伴う改正ということなのですけれども、具体的にどのような改正なのか、概要をお聞きしたいと思います。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 改正の概要といたしましては、健康保険法等の改正によりまして、マイナンバーカードを利用して、医療機関等が最新の医療保険の資格をオンライン上で確認できるというオンライン資格確認が実施されることに伴い、所要の改正を行うものでございまして、オンライン資格確認は、マイナンバーカードを保険証として利用できるよう手続をされました方が、カードリーダーを設置した医療機関等を受診した場合に、保険証などを提示しなくてもマイナンバーカードによりその資格情報等が確認できるというものでございまして、こうした新たな確認方法について必要となる手続等の規定を整備いたしまして、また併せて用語の整理を行うというものでございます。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。マイナンバーカードを保険証利用したときに資格情報がカードで確認できるようになるのだというふうに理解をしました。人によっては最良の医療を求めて県外の医療機関にかかる方もいると思うのですが、そういった方の、県をまたぐ使用の場合の取扱いはどうなのか、変更点などあるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 群馬県外の医療機関を受診した場合ということでございますけれども、オンライン資格確認等により、最新の医療保険資格情報というのはオンライン上で確認することができるようになります。ただ、福祉医療費受給資格者証、こちらにつきましては、これまでと同様、県外の医療関係の窓口では使用できませんので、窓口で一旦自己負担分をお支払いいただくことになります。ただ、窓口で御負担いただいた医療費等につきましては、受診した翌月以降に市役所の窓口で申請をいただきまして、払戻しをさせていただくというような形になってございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。取扱いについては変わらないということですね。ありがとうございます。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第6号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。
                     (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立全員です。  よって、議案第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、定例会議案(2)を御用意いただき、1ページをお開きください。  議案第18号 財産の無償貸付けについてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第18号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立全員です。  よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、一般会計予算の審査を行いますので、予算に関する説明書(1)を御用意ください。  議案第49号 令和3年度高崎市一般会計予算所管部分を議題といたします。  初めに、歳入の審査を行いますので、20ページをお開きください。  13款交通安全対策特別交付金から  14款分担金及び負担金2項負担金まで (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 22ページをお開きください。  15款使用料及び手数料1項使用料 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 26ページをお開きください。  2項手数料 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 28ページをお開きください。  16款国庫支出金1項国庫負担金 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 30ページをお開きください。  2項国庫補助金 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 34ページをお開きください。  3項委託金から  17款県支出金1項県負担金まで (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 36ページをお開きください。  2項県補助金 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 40ページをお開きください。  3項委託金 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 42ページをお開きください。  18款財産収入1項財産運用収入 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 44ページをお開きください。  2項財産売払収入 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 46ページをお開きください。  20款繰入金 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 50ページをお開きください。  22款諸収入3項貸付金元利収入から  4項受託事業収入まで (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 52ページをお開きください。  5項雑入について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) 55ページの5項雑入の小口資金融資等損失補償回収金についてお伺いしたいと思います。  521万円と載っておりますけれども、本当にコロナウイルスの感染による自粛が、本市内もそうですけれども、全国に行き届いているわけでございますけれども、そういった中で、飲食業をはじめ中小零細事業所にとっては大変厳しい状況が続いております。そのようなことも影響するのでしょうか、融資の返済が困難になる事業所もあろうかと思いますけれども、この小口資金融資等損失補償回収金の流れといいましょうか、内容をお聞かせいただきたいと思います。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 小口資金は、信用保証協会の保証が必ずついている制度のため、融資を受けた事業者が返済困難になった場合に、信用保証協会は事業者に代わり金融機関に対しまして債務の弁済を行います。本市では、信用保証協会との契約に基づき、この代位弁済に要する費用の一部を損失補償しており、信用保証協会が事業者から回収した債権のうち本市が負担した損失補償分について返還されるものが損失補償金となっております。 ◆委員(石川徹君) 分かりました。信用保証協会があって、本市のほうに回収金が来るという、そういった流れがよく分かりました。何はともあれ、このコロナウイルスの感染予防、そういったことの影響がありますので、ぜひコロナウイルスが終息し、本市の中小企業が元の元気を取り戻せるようになることを願うところでございます。ありがとうございました。分かりました。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  54ページをお開きください。  23款市債 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳入の審査を終わります。  続いて、歳出の審査を行いますので、64ページをお開きください。  2款総務費1項総務管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) 83ページの13目交通地域安全費の中の交通安全推進事業の需用費が1,200万何がしと載っているわけでございますが、新規事業として、話を聞きますと、今年の新1年生にトートバッグを配付するという、そういった考えだとお聞きしています。最近の小学生でも大変交通事故等も多いわけでございますけれども、その目的と内容と、また対象人数はどのくらいいるのか、お伺いしたいと思います。お願いします。 ◎地域交通課長(小山和寛君) トートバッグの配付の目的でございますが、市内の小学生の歩行中の死傷者数は平成27年度から令和元年度の合計で102名でした。そのうち小学1年生が22名と最も多いことから、トートバッグを配付し、交通事故の抑制を目指します。内容でございますが、新入学時に合わせて、登下校時に活用できるよう反射材つきトートバッグを配付いたします。対象人数でございますが、令和3年度の新入学予定者3,200名でございます。 ◆委員(石川徹君) ありがとうございます。ただいまの答弁でも小学生の中でも新1年生が交通事故に遭う確率が高いということ、平成27年度からの102名の中の22名が1年生ということで、大変なのですけれども、そのためにも今年の新しい1年生全員に今の話ですと登下校の交通安全対策として反射材つきトートバッグを配付するということで、大変すばらしいことだと思います。これについては、これから毎年継続して行っていくのでしょうね。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 令和4年度以降も毎年配付する予定でございます。 ◆委員(石川徹君) そうなれば、ぜひ夢を持ち、楽しみにして入学してくる新1年生でございます。安全・安心な学校生活が送れるように、これからも交通安全、登下校の安全、こういったものを見守っていくことは我々は大事なことだと思います。ぜひ続けていただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございます。 ◆委員(丸山芳典君) 84ページ、85ページのところなのですけれども、市民安全推進事業の中の一番下の黒ポツで、特殊詐欺対策電話装置等購入補助金というのがございますが、225万円計上されているのですが、全国で詐欺被害の事件が毎日のようにマスコミで報道されております。この事業が令和2年度からの事業というふうに承知はしているのですけれども、改めてその内容はどのようなものか、お伺いしたいと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 特殊詐欺対策電話装置等購入補助金の内容についてでございますが、振り込め詐欺等の特殊詐欺、悪質な電話勧誘などの被害を未然に防ぐために、高い抑止効果が期待できる特殊詐欺防止機能がついた電話機等の購入に対し、購入費の2分の1で、上限5,000円を補助するもので、市内在住の70歳以上の方を対象としております。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございます。その中で、特殊詐欺防止機能つきの電話というのは、どのようなものか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 特殊詐欺防止機能についてでございますが、電話着信の際、相手方に通話内容を録音する旨のメッセージを自動的に発するとともに、通話中に通話内容を自動的に録音する機能を有するもので、不審な電話をかけてきた人に警告を与え、犯罪を未然に防止する効果がございます。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございます。こういう機能がついている電話は非常に便利だと思うのですが、令和2年度中にどれくらいの申請があったか、ちょっと実績を教えていただければと思います。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 4月からこれまでの実績でございますが、3月5日現在、484件の申請を受け付けております。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございます。令和2年度で484件の申請があったということで、説明にありました特殊詐欺防止機能つきの電話であれば、電話をかけてくる詐欺グループ等も電話を切りますし、詐欺の抑止につながるというふうに思います。今後もさらなる要望があると思われますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆委員(丸山覚君) 85ページの市民安全推進事業の中に防犯カメラ借上料がございますけれども、新年度の設置台数と、それから場所の決定方法について教えてください。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 防犯カメラの新年度の設置台数でございますが、新年度の予算は200台を予定しております。  なお、設置場所の決定方法につきましては、毎年区長さんに地域の要望を取りまとめていただいて、申請いただいた場所を設置可能か等の調査を行い、決定させていただいております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。例えば市のほうからここにつけるという、地域から上がってきた要望箇所ももちろんあると思うのですけれども、高崎市のほうからここというのはないのでしょうか。 ◎防犯・青少年課長(福島優君) 基本的には町内からの要望に基づいて設置しておりますが、必要であれば市のほうでも設置しております。 ◆委員(丸山覚君) ありがとうございます。  続けてよろしいでしょうか。88ページの男女共同参画費推進事業の中にたかさき縁結び応援団補助金婚活支援事業補助金がございまして、今年度はコロナで開催できなかったと思うのですけれども、新年度の募集や開催をしていくときの判断の基準というのはどのように考えているのかお聞きします。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) たかさき縁結び応援団補助金及び婚活支援事業補助金の事業の再開に当たりましては、参加者の皆様の健康と安全の確保、これを最優先に考えまして、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、申請団体に対しましては、イベントの企画内容について十分配慮をしていただき、参加者に対する検温の実施や体調管理の確認、マスクの着用、手洗いなどの衛生管理の徹底、対人距離の確保、室内の十分な換気など、新しい生活様式に即して予防対策を万全に講じるようお願いを申し上げながら実施してまいりたいと考えております。  また、例年野外を会場に複数の婚活イベントを実施している団体もあり、感染防止のためには有効な方法であると考えているところでございます。このような団体のイベントの開催のノウハウも他の申請団体に情報提供を行いながら、安心・安全な婚活イベントの開催につなげてまいりたいと考えております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。ありがとうございます。これは、ちょっと確認をしたいのですけれども、今新しい生活様式に準じてと、のっとってというお話をいただきましたけれども、その一つの手法として、オンライン方式というのもいろんな場面で活用されてきているわけですけれども、こういった事業についてのオンラインというのはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 新型コロナウイルス感染防止の観点から、オンラインにより婚活イベントを実施している結婚相談所や、婚活を支援している民間の事業者がいることは承知をしているところでございます。コロナ禍の中では有効な手法とは思われますが、たかさき縁結び応援団補助金の交付要件には、婚活イベントの開催とともに地域の環境保全や環境美化、高齢者や子どもに関わる支援などのボランティア活動の実施がセットとなっておりますので、オンライン活用したたかさき縁結び応援団補助金の事業の実施は、ちょっとなじまないものであるというふうに考えております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。交付要件がそういうことになっているということであれば、やむを得ないとは思います。 ◆委員(中島輝男君) 幾つかあるのですけれども、まず最初に、ちょっと戻っていただいて、82ページの交通安全推進事業の中で、先ほど石川委員から御質問があった件で、小学1年生にトートバッグを配付するということで、今通学時は小学生は両手を空けて安全を図ろうと、そういう方向に進んでいるのだと思うのですけれども、手を空けておくべきなのかなと思うのですけれども、その辺のお考えはどうでしょう。 ◎地域交通課長(小山和寛君) このトートバッグにつきましては、肩にかけて使用ができることから、両手が空けられますので、安全性は保たれていると考えております。 ◆委員(中島輝男君) 肩から提げるトートバッグ、小学1年生がランドセルをしょって、肩にトートバッグをかけるという、ちょっとそれはどうなのかなと、イメージが湧かないのですけれども、その辺はくれぐれも安全に注意していただいて、やっていただくようにお願いしたいと思います。  続いて、交通安全推進事業の中で、ちょっと関連しているのですけれども、児童・生徒の安全のために自転車用のヘルメット、これを購入するときの補助とかなんとか、そういう方向で考えていただくことはできないでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 自転車用ヘルメットにつきましては、4月から着用の努力義務化ということでございますので、着用に向けた啓発活動を重点的に行っていきたいと考えております。現時点におきましては、助成につきましては考えておりません。 ◆委員(中島輝男君) 啓発活動、積極的にしていただけるなら、補助のほうもぜひこれから考えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いていいですか、その下の鉄道網整備促進事業の地方鉄道事業補助金なのですけれども、上信電鉄の補助だと思いますけれども、この減額の要因は何なのか教えていただきたいと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 地方鉄道事業補助金は、地方の基幹公共交通機関である上信線の維持、確保を目的といたしまして、高崎市を含む沿線市町村と群馬県が協調して交付しているものでございます。各年度の交付金額は、上信電鉄株式会社が策定し、沿線市町村等で構成する上信電鉄沿線市町村連絡協議会において承認された上信電鉄経営再建5か年計画に位置づけられた実施予定の事業について、あらかじめ各市町村の負担額が協議、調整されております。このため令和3年度の予算額が前年比で減額となっているのは、令和3年度に実施予定の事業につきまして、沿線市町村が負担する対象経費が前年より少ないためでございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。あらかじめ調整された、計画に沿った減額ということなのでしょうけれども、上信さんもコロナ禍で多分大変な思いをしているのではないかと思います。こんなときこそ補助のほうを厚くするべきではないかと思うので、追加の支援などのお考えはありますでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 県内では感染状況も落ち着いてきており、現時点におきましては追加の支援は検討しておりませんが、引き続き状況を見守りたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 状況を注視していただいて、その辺、よろしくお願いいたしたいと思います。  続けてよろしいですか。その下のバス交通対策事業のバスナビゲーションシステム機器借上料なのですけれども、このバスナビゲーション、運用状況は今どうなっているのか、また市民の方の反応とか、便利に使っていただいているのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) バスナビゲーションシステムのアクセス件数につきましては、閲覧中の自動更新も1件としてカウントされますが、それも含めまして1日数千件ございます。市民の反応でございますが、運行状況が分かって安心、仕組みが単純で分かりやすいといった意見がある一方で、バスの位置が表示されないことがある、ぐるりん以外の路線が見られないので不便といったような意見も寄せられております。バスの運行は、道路の混雑状況にも左右されやすく、安心してぐるりんを利用していただくため、引き続きバスナビによる情報提供を実施してまいりたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 現行のシステムがかなり古くなっているというふうにお聞きしているのですけれども、不具合なんかないのかなと思って心配になるのですが、また更新するようなお考えはありますでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 現行のバスナビシステムは、平成16年度から継続して使用しているものでございます。提供する情報をバスの位置と停留所への到達時間に限定しているため、ぐるりんの主要な利用層である高齢者にも分かりやすいシステムとなっております。現在は地図上にバスの運行経路と位置情報をリアルタイムで表示したり、乗換えの情報などを提供できるような多機能なシステムもございますので、利用者にとっての使いやすさや費用対効果など、情報収集に努めてまいりたいと思っております。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。便利に使われているとのことで、これからも市民のためによろしくお願いしたいと思います。  続けていいですか。次の84ページの井野駅・北高崎駅駅業務運営事業に関連して、井野駅に関連してなのですけれども、乗降客は新町と同じぐらいで大事な駅だと思います。現在ぐるりんなどのバスが接続していないので、東口へぐるりんを接続してもらえれば、本当にもっと便利に使える駅になると思うのですが、この辺の将来的な見通しはどうなのかお伺いしたいと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 井野駅は、高崎市内のJRの駅としましては、高崎駅、高崎問屋町駅、新町駅に次いで利用者が多い駅でございまして、令和元年度には、1日平均で2,155人の利用がございました。ぐるりんをはじめとしたバス交通と鉄道との連携強化に関しましては、駅前広場や周辺道路など、環境整備が欠かせませんが、JRとも連携して、引き続き鉄道とバスの乗り継ぎなど、公共交通の利便性向上に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) ぜひ進めていただきたいと、県道井野停車場線も広がろうとしていますし、整備が進めば本当に使いやすい駅になるのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続けていいですか。88ページになります。男女共同参画推進事業の中のアンケート調査委託料で、このアンケート調査はどのような内容なのか、また委託先はどこなのか、教えていただきたいと思います。 ◎人権男女共同参画課長(阿久澤健君) 現在進行しております高崎市第4次男女共同参画計画が令和4年度で終了するに当たりまして、令和5年度からの次期計画の策定のための基礎資料とするため、市民の皆様の男女共同参画に関する意識や実態を把握する市民アンケート、また市内事業所の男女共同参画の取組状況を把握するための事業所意識調査のアンケート調査の委託料でございます。  また、委託業者につきましては、委託業務がアンケートのクロス集計とか、分析などを行うなど専門性を有する内容となっておりますので、実績等も考慮しながら適切に選定してまいりたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 5期に向けての計画資料ということで、分かりました。  その下に、婦人相談員活動強化事業ということで、国からの補助が出ている婦人相談員さんなのですけれども、現在2名の配置なのだそうですが、相談も増えていると聞いています。2名で足りるのか、現在の状況と今後の対応をお伺いしたいと思います。
    人権男女共同参画課長(阿久澤健君) これまで市民活動センターソシアスに配偶者暴力相談支援センターの機能を置きまして、DV相談に対応する2名の婦人相談員を配置して業務を行っておりましたけれども、DV相談とは別に、例えば男女間、仕事や家庭の悩みなど受け付ける男女共同参画相談も併せて対応していたところでございます。しかしながら、やや増加傾向にありますDV相談、DV被害者の支援を効率的に行うため、令和元年10月からセンター機能を移転いたしまして、ソシアスの婦人相談員1名を配置転換し、1名の相談員を増員いたしまして、男女共同参画相談を切り離して、DV相談支援に専念できる業務体制といたしました。現在は本庁の担当係長、また必要に応じてソシアスに配置しております担当係長とも応援体制を取りながら、関係課とも連携を図り適切な支援業務を実施しているところでございます。 ◆委員(中島輝男君) 強化していただいているということで、今後も状況を踏まえて対応していただきたいと思います。  最後に、次の90ページの自転車等放置防止事業なのですけれども、放置自転車も減ってきているというようなお話も聞いておりますが、放置自転車のリサイクルは進んでいるのか、その状況をお聞かせください。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 放置自転車として撤去した自転車のうち、所有者が取りに来ない自転車につきましてはリサイクルのほうに回しております。実績といたしましては、令和元年度は撤去が250台、うち払下げが112台、今年度につきましては2月末現在で撤去が77台、払下げが33台でございます。また、今月末にはもう一度払下げを実施する予定でございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。放置自転車を利用して、各駐輪場のところでレンタサイクルとして活用していると思うのですが、そのレンタサイクルについての自転車保険の加入の状況とヘルメット整備、その辺の状況をお聞かせください。 ◎地域交通課長(小山和寛君) レンタサイクルの保険の加入でございますけれども、レンタサイクルは保有しています22台全て加入済みでございます。ヘルメットにつきましては、レンタサイクルの管理及び貸出しを行っています各自転車駐車場の管理事務所内に貸出し用ヘルメットを準備する予定でございます。 ◆委員(中島輝男君) 予定ということで、その辺はしっかりと整備のほうをよろしくお願いいたします。 ○副委員長(荒木征二君) ちょっと戻っていただきまして、68ページ、69ページ、5目の消費対策費でお聞きをしたいと思います。消費生活相談事業ということで、消費生活センターが高崎市も機能しております。高崎市民の皆さんの安心のために頑張っておられると思いますが、ここで働いていただいている相談員の皆様、資格を維持するためにもそうですし、日々様々な手口といいますか、それが横行している中では、最新情報を常に身につけておくということが大事なのだろうと思っております。このコロナ禍の状況で、これら相談員の皆様の資質向上というか、最新情報を取り入れるためにどんな苦労をされているのか、工夫のほどをお知らせいただきたいと思います。 ◎市民生活課長(町田一美君) 相談員向けの主な研修は、独立行政法人国民生活センターが実施するものと各都道府県が実施するものがございます。国民生活センターの研修施設は神奈川県相模原市にあり、コロナ禍での公共交通機関での移動及び宿泊にリスクを伴うことから、D-ラーニングと呼ばれる遠隔研修オンデマンド配信コースを受講しております。群馬県で行われている研修につきましても、今月からオンラインに変更されております。研修は、最新情報の取得のためには不可欠であると認識しておりますので、引き続き相談員の能力向上に向け、必要な研修の機会を確保できるよう努めてまいります。 ○副委員長(荒木征二君) ありがとうございます。本当に大事な職場だと思いますので、引き続き研修の機会の確保、これに努めていただきたいと希望いたします。  あと、これに関連してもう一点なのですけれども、消費生活センターのほうにもクレームをはるかに超えたハラスメントというのですか、一般的にはカスハラと言われるようなケースが全国的にも増えていると、これを新聞報道等々でもよく見かけるようになりました。高崎市の消費生活センターのほうはどういった状況か、万が一こういったことがあったときにどのように対処していただけるのか、御紹介をいただければと思います。 ◎市民生活課長(町田一美君) 相談員に無理な要求を強要したり、罵声を浴びせたりするなどの対応困難者は少なくございません。対応につきましては、研修やマニュアルにより知識として学ぶ一方、消費生活相談の範囲を超えた場合につきましては職員による対応に切り替え、相談員が必要以上の精神的ダメージを受けないよう配慮しております。今後もセンター内での連携を密に行い、相談員を含め、職員が問題や悩みを独りで抱え込まないよう留意してまいりたいと思います。 ○副委員長(荒木征二君) ありがとうございます。相談員の皆様、相当なストレスを抱えて日々業務に当たってもらっていると思いますので、ぜひ全力でサポートしていただければと思います。  引き続きまして、少し飛びまして82ページ、83ページ、13目に戻りましてバス交通対策事業ということでお聞きしてまいりたいと思います。今般ぐるりんタクシーが拡充されるなどしまして、市民の足として公共交通の選択肢が増えてきているのは大変喜ばしいことかと思っております。その一方で、これは繰り返し申し上げて申し訳ございませんけれども、アリーナシャトルにつきましては相変わらずの便数で、このコロナの状況で走っているという状況でございます。改めてお伺いしたいのですけれども、コロナの状況下でアリーナシャトルを一時見直すようなお考えがないか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 令和2年度につきましては、高崎アリーナではほとんどイベント等の実施がないにもかかわらず、利用者数はほぼ半数にとどまっております。これは高崎駅と高崎アリーナとの移動だけではなく、城南地域の日常生活に必要な移動の足として定着しているということがあり、今後も地域の要望を踏まえて運行を継続していきたいと考えております。 ○副委員長(荒木征二君) ありがとうございます。その状況だと、多分1便当たり乗客数が1人ちょっとという状況だと思います。これは、なかなか答弁が変わらないところですけれども、この点につきましては、繰り返しお願いをしてまいりたいというふうに思っております。アリーナシャトルは、その名称のとおり、本来私たちの認識ですと、アリーナのシャトルバスなのだろうなという部分が大きいのだと思います。今の課長の御答弁だと、市民の足として、公共交通路線バスに近いような意味合いで今、回しているというところなので、その辺がちょっと目的と現状が曖昧になっているのではないかなと、こんなところも感触として持っているところでございます。  それと、あともう一点。ぐるりんのほうですけれども、これは歴史もありますし、しっかり市民の足として定着しているところでございます。先日配っていただきまして、私も拝読しました市民の声アンケート、これも興味深い数字が出ていまして、高崎市に望むものというところで、福祉、医療に続いてバスなどの公共交通というのが3番目に上がっていまして、市民の皆さんが公共交通を望んでいらっしゃるのがよく分かりました。片や高崎市の印象というところを見ますと、バスなどの公共交通は残念ながら下位にとどまっておりまして、この辺りのギャップを埋めていくことがこれから市政として大事なのではないかなというふうに思っております。そこで、ちょっと一点お聞きしたいのが、ぐるりんについてでいいのですけれども、いわゆる乗降客数、どういった方が御利用されているのかというのは、どのような形で実態把握されているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎地域交通課長(小山和寛君) ぐるりんバスにつきましては、全ての路線において便ごとの利用者数を計測し、毎月報告を受けております。また、年1回月曜日から日曜日までの1週間について、全ての停留所の乗車人数と降車人数を計測しております。こうしたデータは、運行経路や停留所の変更など、運行の見直しを検討する際の参考資料として活用しております。 ○副委員長(荒木征二君) ありがとうございます。定期的にやっていただいているということでございます。その上で、私もぐるりんをよく利用させていただいています。私が使っているのは観音山線と群馬の森線が多いのですけれども、個人的に感じていますのは、現役層の方が使っているのはよく見かけられまして、大分浸透しているなというのはよく感じるのですけれども、高齢層の方々がどうもいまいち御利用が進んでいないのではないかな、もしかしたら私の使っている時間帯がそうなのかもしれないのですけど、こんなことも考えたりしておりまして、そういうことを考え合わせると、今の定量的な観測ももちろん大事なのですけれども、例えば年齢層では何歳ぐらいの方々がどこの停留所からどこまで乗ったとか、こういったカスタマー調査というのですか、より踏み込んだ実態調査をしてみてはいかがかなというふうにも考えているところでございます。お答えが難しいかもしれないですけど、そんな市民の方のニーズにより踏み込んだ実態調査なんかも今後ぜひ御検討、御研究をいただければというふうに思います。これは希望として申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  112ページをお開きください。  4項戸籍住民基本台帳費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 122ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 144ページをお開きください。  3項高齢者福祉費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 164ページをお開きください。  4款衛生費2項環境衛生費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 170ページをお開きください。  3項清掃費について御質疑ありませんか。 ◆委員(白石隆夫君) 171ページのごみ減量化推進事業で、ごみ減量化の大きな一つとして水切りが重要と思いますが、その内容についてお知らせいただければと思います。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) ごみ減量化推進事業の中の水切りについてですが、令和元年度から開発に向けて調査研究を行ってまいりました。そこで幾つかの試作品ができましたので、令和2年度におきましてモニタリンク調査を行う予定でしたが、コロナの関係で調査ができませんでした。それを令和3年度に実施をして、市民等の意見を聞きながら、水切りが簡単にできるような製品の開発、製品化に取り組む予定でございます。 ◆委員(白石隆夫君) コロナの影響で、その水切りの装置の実績を確認することができなかったということで、新年度にぜひその辺りを確認していただいて、高崎はまだまだごみの排出量が多いと言われておりますので、こういったことからごみ排出量の削減ができればと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(丸山芳典君) 176ページ、177ページのところに、最終処分場(エコパーク榛名)嵩上事業がありますけれども、この嵩上事業の中、既設構造物補強工事とありますが、この工事はかさ上げに伴う補強工事だと思いますが、どのような工事内容なのでしょうか、お聞かせいただければと思います。 ◎環境施設整備室長(吉田尚広君) 既設構造物補強工事は、エコパーク榛名の埋立て期間を延長するため、一部の施設設備を補強する工事でございます。工事の内容といたしましては、かさ上げにより埋立量の重量が増加するため、地下水を排水するための水路であるアーチカルバートと、その点検管理を行うための出入口である管理ますの強度を上げるための工事でございます。また、環境への配慮や景観面から、敷地内に花や樹木等の植栽も行っていく予定でございます。 ◆委員(丸山芳典君) 補強工事の内容をお聞かせいただきました。そうすると、この補強工事を行うことによって、埋立て期間がどれくらい延長できるか、お伺いしたいと思います。 ◎環境施設整備室長(吉田尚広君) 現在のエコパーク榛名は、令和5年度、令和6年3月に、計画している埋立量に達する予定でございます。先ほど申し上げましたアーチカルバート等の施設設備を補強することによって、令和6年度から、さらに約10年間、令和15年度末まで埋立て期間の延長が可能となります。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございます。今回かさ上げすることにより、約10年間の埋立て期間が延長となりますので、埋立て期間が延長されるということになると、地元地域の皆様に、今まで以上に御理解や御協力をいただくことになりますので、工事を進めるに当たっては、環境対策、安全対策等には十分配慮していただければと思います。 ◆委員(白石隆夫君) 1つ忘れましたので、173ページ、高齢者等戸別ごみ回収委託料、これは昨年度の9月頃から始まりました高齢者ごみ出しSOSだと思いますが、内容と実績についてお知らせください。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 高齢者ごみ出しSOSは、令和2年9月から戸別訪問収集を開始いたしました無料でごみを収集する事業でございます。実績としましては、令和3年2月末現在の利用世帯数で、高齢者世帯が760世帯、障害者世帯が54世帯、3歳未満の子どもがいる世帯が12世帯、合計で826世帯に御利用をしていただいております。現在委託を請け負っているのは3社でございます。 ◆委員(白石隆夫君) 今年度のスタート時に車両購入等をして、その車で今やっているのであるというふうに理解しているのですが、新年度の予算の内容についてお知らせください。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) この事業、今年度は車両購入費等を入れまして約7,200万円でしたが、これは令和2年9月からのスタートでございました。令和3年度におきましては、1年間の委託料といたしまして約9,350万円計上しております。 ◆委員(白石隆夫君) 高齢者とか障害を持っている方等に非常によく使われている事業だと思います。新年度もぜひともよろしくお願いいたします。 ◆委員(中島輝男君) またちょっと戻っていただいて、170ページの清掃総務経費、ごみステーション見守りカメラなのですけど、こちらも防犯カメラと同じで増額になっていて、本当にありがたいことだと思っています。この増額分のカメラの台数と取付け見込み、地元地域の要望によるところが大きいのでしょうが、その辺がどうなのか。また、見守りカメラがごみ出しのモラル向上につながっているのか、その辺ちょっと状況をお伺いしたいと思います。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 令和3年度の設置台数ですが、約200台で計上しております。また、このごみステーション見守りカメラによるモラルの向上ということですが、ごみステーションは各町内会の環境保健委員さんに管理をしていただいております。環境保健委員さんからお話を聞いたところ、設置に合わせて町内で回覧をしたところ大変効果があった、また通りすがりの車が出さなくなった、またカメラを設置したら効果があったのでほかの場所にも設置したいとの声がありました。このようなことから、モラルの向上にはつながっていると考えております。 ◆委員(中島輝男君) 効果も上がっているようで何よりだと思います。それとあわせて、ごみステーションの見守りなのですけど、防犯的には、犯罪抑止の活用にはどのくらいになっているのでしょうか。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) 犯罪抑止の活用ということですが、ごみステーション見守りカメラの設置目的が、ごみステーションにおける不適正排出などの抑止を目的としておりますので、直接犯罪の抑止に活用されているかどうかは分かりませんが、警察から画像提供の要望があった場合には、法律にのっとり画像の提供をしております。ちなみに、平成27年度から今までに約720か所の画像を提供してまいりました。 ◆委員(中島輝男君) それぐらい需要があるのかなと思うのですけれども、こちらのほうにも役立っているのかなと思います。引き続きよろしくお願いしたいと思います。  続けていいですか。172ページのごみ処理費の一般経費の中に、ごみ収集運搬委託料がそれぞれ計上されているのですが、ごみの収集員さんについて、このコロナ禍で神経を使って、精神的な負担が本当に心配されるのですけれども、その対策はどうしているのか。そして、収集員さんの状況というのですか、その辺の状況が伺えたら教えてください。 ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) ごみ収集員の感染対策、またその状況ということですが、コロナの感染が拡大し始めた頃、各委託業者からは、やはり収集員がごみを収集する際にごみから感染するのではないかとの心配の連絡を頂きました。そこで市といたしまして、各家庭から排出されるごみの捨て方について、袋の中の空気を抜いてしっかり口を結び、密閉してごみステーションへ排出していただくよう回覧等でお願いし、収集員の感染防止対策に努めてまいりました。  また、一番収集員が安心したというのは、昨年の5月に市から配付したマスクでございます。委託業者19社に7,680枚のマスクを配付いたしました。本当にマスクが入手できない中、大変ありがたいという声を頂きました。また、先月にも2回目となる7,680枚のマスクを配付いたしました。2回の合計で1万5,360枚になります。こちらも毎日使うものなので、本当に助かるという声をいただいております。市としましても、マスクの配付を通して、収集員の感染防止に努めてきたところでございます。このようなことから、今のところ市内のごみ収集関係者に感染者が出ていないのが現状でございます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。本当に皆さん大変な御苦労をなさっていると思いますので、くれぐれも安全第一の対応でお願いしたいと思います。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  178ページをお開きください。  5款労働費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 182ページをお開きください。  6款農林水産業費1項農業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) 185ページの1項3目農業振興費の中に新規事業として農地再生推進事業補助金が載っているわけですけれども、まずこの事業の内容をお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(原田修樹君) 農地再生推進事業補助金は、農地の有効活用を推進するため、荒廃農地等の再整備に取り組むとともに、整備した農地で実際に生産を開始するために必要な土壌改良や施設設備、また農業機械の導入等、総合的に支援する制度となっております。具体的には、再生した農地を活用した有機農業などの収益性の高い栽培方式や水耕栽培施設などの高度施設栽培の推進、またスマート農業の導入であったり、さらには薬用作物など付加価値の高い新規作物の導入、果樹産地を維持するための放棄された果樹園の再生など、そういったものの支援を図っていくものでございます。 ◆委員(石川徹君) ただいま説明の中でも農地の再生という言葉が出ていましたけれども、皆さんも御存じのように、うちのほうでもそうですけれども、遊休農地、荒廃農地があちこちで見えて、大変景観もよくないというような状況が続いていますし、何と言っても荒れた地に有害鳥獣なども住みついたりして、また家庭のごみまであさってくるようなタヌキなどもいます。まさに社会的問題となっているこの遊休農地の荒廃でございます。今の話ですと、これらの荒廃した農地の整備、再生、そういったところの補助金ということで、これは、私は大変すばらしい、私ども町村部に住んでいるものには大変ありがたい事業だなと、期待できる事業だと思っています。この事業、今聞きますと、これは単年で終わるとは思いませんし、複数年かける事業と思いますけれども、例えば1年でどのくらいの農地が解消できる、面積がですよ。また、件数などもどのくらいできるのか、この予算で。今の時点で説明できる範囲で結構ですから、もう少し詳細に、具体的に内容をお伺いしたいと思いますけれども、お願いいたします。 ◎農林課長(原田修樹君) さらに詳細となりますと、荒廃農地等の再整備でまず最初に取り組む作業というのは、木の伐採であったり、伐根、また刈り払い等による除草、そして土地も固まって硬くなっていますので、そういうものを深く起こす整地等になります。それに対する経費であったり、そして整備した農地を、今度は利用できる状態にするには土壌改良、そういったものも必要になりますので、土壌改良剤等の購入や整備後1年目の作物の作付に対する経費、そして再生した農地で活用する農業機械の導入経費だったり、生産施設の整備等、そういったものを対象に考えております。  農地の借入れ、もしくは取得ができて、荒廃農地等を解消し、田畑や果樹園として利用を検討される市内の農業者であれば、個人、法人問わず対象としたいと考えております。1年間におおむね10ヘクタールぐらいの解消を目指しております。最後になりますが、件数としても、個人、法人合わせて7件なり8件、その程度を考えております。 ◆委員(石川徹君) 大変ありがたい話でございまして、この荒廃した農地がそういった再生ができるということはもちろん十分期待できるところでございますけれども、その中で農機具だとか、もちろんハウスだとか、そういったものにも補助を出していただけるというような話になると、こういったことでぜひやってみたいという方も出てくるのではないか。なかなか、後継者の問題、また農業に従事する高齢化の問題、そういったもので今農業も大変でございますけれども、市がこういったことをしていくということ、第一次産業の農業をまずは大事にしていくということは、私は大変大事なことなのだと思います。農業の従事者の意欲をそそるものを、そういった面でもぜひ続けてもらいたいと私は思います。よろしくお願いいたします。 ◆委員(丸山芳典君) 同じページのところに榛名山麓果樹販売施設調査委託料というので300万円ほど計上されていますが、この事業内容を教えていただければと思います。 ◎農林課長(原田修樹君) 本市としましては、これまでに地産多消の考え方の下、首都圏向けのPR活動や様々なイベント等を通じて農産物のブランド力の向上、そういったものに努めてまいりました。そこで本市を代表する榛名山麓等で生産されたフルーツのさらなるブランド化を推進するため、また県内外に向けて高崎産フルーツをPRするために、市内全域から新鮮で質の高いフルーツが集まる拠点施設となるような施設整備に向けての調査研究、そういったものを行うものでございます。 ◆委員(丸山芳典君) 新鮮なフルーツの販売拠点となるような施設の整備の調査研究を行うものということで、詳細については今後検討されるようでございますが、新たな販売拠点ができるということは、生産農家の意欲向上にも関わることであり、魅力ある販売拠点となるように積極的な取組をお願いしたいと思います。 ◆委員(丸山覚君) 185ページの農業振興費の中の農業経営基盤強化促進対策事業におきまして、非常に農業は大事でございますので、先ほども石川委員のほうから再生推進のお話がありましたけれども、しっかりとした担い手に土地が集積、集約されていくということが一番大事だと思いますので、そういった意味で、担い手への集積、集約や流動化の現状について教えていただけますでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) 農地の貸借の手法としまして、まず農用地利用集積計画に基づく利用権を設定する方法と、あと農地法に基づきまして、申請をして農業委員会のほうで許可を受けて貸借する方法、そして規模拡大として生産効率を高めるために農地の貸借を仲介する事業として、県と農業公社が行っております農地中間管理事業、そういったものがございます。そのような中、担い手も含めたものになるのですけれども、農地流動化の状況ですが、比較的手続が簡易な農用地利用集積計画に基づく利用権の設定が最も多く、平成30年度は2,079筆、256ヘクタール、令和元年度は1,635筆、214ヘクタール、令和2年度は1,767筆、236ヘクタールが流動化ということで図られております。 ◆委員(丸山覚君) 今後もまたしっかりと取り組んでいただきたいのですけれども、国のほうも新しい年度で、新たにこの産業に入ってきていただく方々をしっかりと応援していくという、そういう政策も打ち出していますけど、高崎市の参入促進の目標というのでしょうか、その辺はどういうふうにお考えになられているのでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) 本市が定める農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想、これには農業経営を営もうとする青年等の農業経営開始から5年後の目標とする年間労働時間だとか、年間の農業所得、そういったものは定められておりますが、参入の具体的な目標というのは定められておりません。ただ、毎年20名弱の方が新規に就農されていますので、農業次世代人材投資事業、そういったものを活用しながら、今後も毎年20名程度の方の就農、そういったものを維持していきたい、支援していきたいと考えております。 ◆委員(丸山覚君) ぜひ積極的にお取り組みいただきたいというふうに思います。 ◆委員(中島輝男君) 184ページの地産多消推進事業の中の下のほうです。農業者新規創造活動事業補助金なのですけれども、これまでの主な実績と、令和3年度の展望はどのように捉えているのか、お伺いしたいと思います。 ◎農林課長(原田修樹君) この事業は、平成27年度より開始いたしまして、農業者の皆様から非常に利用しやすい制度ということで好評を頂いております。当事業の主な補助メニューであります6次産業化等推進事業補助金やブランド商品開発事業補助金は、年間を通して多くの相談や補助金の申請が寄せられておりまして、令和2年度の実績といたしましては、その6次産業化におきましては果樹を使用したコンポートの製造だったり、十文字大根を使用したたくあんやカクテキの製造など、12件を支援させていただきまた。また、ブランド商品開発におきましても、梨ジュースのラベルや贈答箱の開発、また栗のブランド化に資する商品パッケージの開発など5件を支援させていただきました。  今後も、高崎市の農畜産物をPRできるよう、加工品の開発など6次産業化に向けた新たな取組にチャレンジする農家の方々を積極的に支援していきたい、そのように考えております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。実績も上がっているようなので。これは、市長も発言されていた農福連携の事業者さんも使えると考えてよろしいのでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) これまでにも当制度を活用しまして、農業法人格を取得した社会福祉法人、そういうものに対しましても加工品の開発、そういったものに対して支援を行っております。また、令和3年度の事業の事前相談の中には、農福連携に興味を持っている事業者もおりますので、農福連携に取り組んでいる事業者も当然活用することができます。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。その辺もよろしくお願いしたいと思います。  続けてよろしいでしょうか。186ページの畜産業費、豚熱防疫事業補助金なのですけれども、これはワクチン接種になると思うですけど、その接種対象の年齢とワクチン接種までの流れはどういう扱いになるのか、ちょっと教えてください。 ◎農林課長(原田修樹君) ワクチン接種につきましては、親豚は年1回接種をしていまして、生まれてくる子豚は母豚からの移行抗体が切れる50日から60日齢での接種を行っています。豚は生後約180日齢で出荷されますので、子豚につきましては出荷までに1回の接種となります。また、抽出で抗体検査も実施しておりますので、抗体が上がらなかった豚につきましても再度接種する、そのような体制が組まれております。そのワクチン接種につきましては、県が家畜防疫員と任命しています獣医師が農場に出向いて接種を行っております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。昨年発生した豚熱の一件なのですけれども、ワクチンを打てない月齢の豚の感染から始まったというふうに聞いているのですが、その辺の対策というのはどういうふうになっているのでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) 接種の頻度でございますが、昨年の農場での発生前は1農場に対しまして月1回ほど獣医師が出向きまして接種を行っていましたが、発生後は月に2回、2週間に1度接種する体制が整いまして、より適切なタイミングでワクチン接種ができるように改善されております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。しっかりと対応していただきたいと思います。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  192ページをお開きください。  2項林業費について御質疑ありませんか。 ◆委員(丸山覚君) 193ページの森林経営管理事業についてなのですが、この中に森林境界候補図作成等委託料というのがございます。この事業が打ち出されて、新聞報道されて、上毛新聞の声の欄を見ていましたら、複数の市民の方が、大変すばらしい事業が始まった、制度が始まったということで、非常に評価の高さが際立っているのですけれども、この中で、ちょっと基本的なことで恐縮なのですが、森林境界候補図というのはどういうものなのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) 森林所有者や境界の明確化に向けた取組の一つとして、森林の土地の所有者や林地の境界、面積に関する情報等を整備した林地台帳、そういったものが作成されております。しかし、山林には境界が未確定であったり、また地番図が整備されていないものもありますので、この森林経営管理事業を進める上で必要となる森林の所有者や樹木の所有境などの明確化を目的として、あくまでも林地台帳を補完するという意味で森林境界候補図を作成するものでございます。なお、この業務により正式に境界等が確定するものではありませんので、あくまでも森林境界候補図として作成させていただきます。 ◆委員(丸山覚君) 要は、所有関係ではなくて、この事業を円滑に進めていく、制度を円滑に進めていく上で役に立つ図を作るのだという理解でよろしいのでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) そのように御理解いただければと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(丸山覚君) 森林関係の方からすごく期待されている事業なので、ぜひ頑張っていただければと思います。 ◆委員(中島輝男君) すみません、今のところなのですけれども、森林経営管理事業、今年度の進捗状況と令和3年度の見通しについてちょっとお伺いしたいと思います。 ◎農林課長(原田修樹君) この制度は、森林所有者が森林の経営管理権を市町村に委託し、委託された森林の整備を意欲ある林業経営体へ再委託し、森林整備を進めるために、森林経営の手法として新たに平成31年度にスタートしました。本市では、先ほどもありましたが、県内でも最も早く当事業に取り組んでおりまして、令和2年度に事前に森林管理について意向調査を行った林班につきまして、森林の現地調査などを実施するとともに、市内に登録されております7つの林業経営体から、今後どのような管理ができるか、企画提案書の提出を今の段階で求めております。この林班につきましては、令和2年度中に適正な審査を経て、経営管理する経営体を選定して整備を行っていく、そういう形になります。また、新たに3つの林班についても森林所有者に意向調査を現在実施しております。  さらに、令和3年度になりますが、今年度意向調査を実施しています3林班につきましては、森林調査、そして経営管理権を設定しまして、林業経営体からの企画提案書によりまして経営管理をしていく、そういうものになっていきます。そして、さらに新たに5から6林班の意向調査を実施する予定でありますので、段階的にはなりますが、経営管理権を設定しまして林業経営体へ委託する森林を徐々に増やしていきたいと、このように考えております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。難しいところもあるのだと思うのですが、しっかりと進めていただくようにお願いをいたします。  もう一件、その上の有害鳥獣対策事業の有害鳥獣捕獲業務委託料なのですけれども、猟友会のほうの実施隊というのですか、出動回数も増えていると聞いているのですが、減額になっているのですけど、大丈夫かなと思いますので、見込みのほうはどう考えているのか、お聞かせください。 ◎農林課長(原田修樹君) 有害鳥獣対策としまして、猟友会に委託している有害鳥獣捕獲業務委託料は、捕獲費であったり、保険料、消耗品、また捕獲された鳥獣の処分費などから構成されております。このうちの処分費につきましては、獣種ごとの捕獲単価であったり、また捕獲頭数に応じて算出しておりますが、今後の捕獲状況、そういったものを見ながら適切に対応していきたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。その実施隊の方が業務中にけがをした場合なんていうのはどういう対応になっているのでしょうか。 ◎農林課長(原田修樹君) 鳥獣被害対策実施隊は、本市の非常勤特別職員に位置づけられておりますので、有害鳥獣捕獲業務中における実施隊員の負傷につきましては公務災害補償の対象となります。また、実施隊員はハンター保険、そういったものにも加入しておりまして、このハンター保険は加入者本人の負傷等への対応に加え、狩猟等により生じる損害も賠償する制度となっております。なお、有害鳥獣捕獲業務委託料においても、ハンター保険の掛金についての一部の補助も実施しております。 ◆委員(中島輝男君) 今後は、予防接種なども含めて検討していただいて、今後の対応もよろしくお願いいたしたいと思います。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。
     196ページをお開きください。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(白石隆夫君) 197ページの職場環境改善事業補助金とまちなか商店リニューアル助成金について伺います。どちらも大変人気があって、受付初日に大行列ができるということが今まであったかと思います。来年度につきましては、どのように考えているでしょうか。 ◎商工振興課長(佐藤勉君) 職場環境改善事業補助金及びまちなか商店リニューアル助成金の行列の改善についてでございますが、混雑の状況により、事前に整理券を配付したり、受付時の書類審査を省略することにより、事務処理の迅速化を図るなどの対応を行ってまいりましたが、職場環境改善事業につきましては、今年度は各支所での窓口を設けておりませんでしたので、令和3年度からは各支所にも受付窓口を設けさせていただきまして、混雑の緩和に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ◆委員(白石隆夫君) コロナの関係もありますので、順調に流れるようにぜひともよろしくお願いいたします。 ◆委員(丸山芳典君) 同じく196ページの商工総務費の中にまちなか経済情報センター事業補助金で2,000万円とありますが、この内容をお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) まちなか経済情報センター事業補助金は、現在高崎商工会議所が開設しておりますまちなか経営相談所の機能を拡充いたしまして、新たにまちなか経営情報センターとして継続していくための補助金でございまして、新年度からは市の職員も派遣し、本市の施策等も案内できるようにいたします。また、ジェトロからも職員を派遣していただきまして、海外への販路拡大など、それにつながるビジネス情報の提供をしていただくように進めております。こうして事業者の多岐にわたる相談事に対しまして、各種制度や補助金のメニュー、サービスなどをワンストップで紹介し、また必要に応じて申請のサポート等も行う身近な施設とする予定でございます。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございました。まちなか経営相談所の機能を充実していただくということで、大変いいことだと思います。また、事業者から多岐にわたる相談があると思いますので、それに対してスムーズに対応していただくことで、事業者の身近な施設となるようにお願いしたいと思います。  それから、もう一点ですが、同じく196ページのところに中小企業者資格取得支援事業補助金で1,000万円とありますが、この補助金の内容はどのようなものか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 中小企業者資格取得支援事業補助金は、市内の中小企業で働く従業員の資格取得を後押しするもので、会社が必要と判断し、費用を負担しました資格取得に関わる受検料を補助する制度でございます。申請受付や交付事務につきましては、高崎商工会議所が窓口となり、1社の上限を10万円としております。対象となる資格につきましては、技能検定130種類のほか、施工管理技士や建設機械の運転などの国家資格、溶接技能などの団体認定の資格のほか、事業主が業務に必要と認める資格としておりまして、様々な職種におきまして活用いただけるものと考えております。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございます。そうすると、これについては、会社が負担した社員の資格取得に係る受検料等に対して、会社が申請をして補助を受けるという解釈でいいかどうか伺います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) そのとおりでございます。 ◆委員(丸山芳典君) ありがとうございます。ちなみに、まれだと思うのですけれども、海外等に事業展開を検討している会社が社員等に外国語の資格を取得させるための費用、これについても対象になるかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) これの一番の基本系は、例えば旋盤をしているワーカーが資格を取ったりするのが一番典型的な例なのですけど、それでは文化系の例えば英語検定を受けたり、漢字検定を受けたりするのはどうなのだと、これは個人の問題ではないかという意見もあるのですけど、企業が、その会社が会社のプラスのために英語をどうしてもやってくれと、うちは英語のインボイス、アウトボイスやっているからやってくれと、こういうふうに企業の目的でやってもらう分には入ると、こういう考え方です。先ほどの答えでちょっと違いますのは、企業が支援していたら出すというのではなく、企業が望んだら、申請したらということですから、必ずしも企業がその分のお金を出していなくても、そういう会社は幾つかありますけど、資格を取ることを支援している会社、そういう積極的な会社もありますけど、会社がその場合に出しているということは条件にはなっていませんから。 ◆委員(丸山芳典君) 市長にお答えいただいてありがとうございます。内容については理解できました。この制度は働く人の意欲向上につながるものと思われます。また、会社としても資質の向上になり、受検機会の増加につながるものと思われます。この補助金の内容を広く周知していただいて、御推進をお願いしたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) 丸山委員から御指摘いただきましたように、これは中小企業や零細企業で働く、汗水垂らして働く若者たちのために考えたことなのです。大企業でしたら勉強なんかするのにいろんな条件が優遇されていますけれども、高崎は今98%が中小企業、零細企業ですから、そういうところで働く人たちが資格を取ろうとしたときに、えらいお金かかるわけです。そういう人たちを応援しようということですので、そういう趣旨で運営していきたいと思っています。すみません、余計に答えました。 ◆委員(丸山覚君) 199ページ、商業振興費の中にまちなか回遊性向上事業がありまして、このまちなか回遊性向上事業補助金、これに高チャリも入ると思うのですけれども、先ほど中島委員がレンタサイクルのところでヘルメットと保険の質疑をされていましたけど、例えば高チャリを利用される方に対して、今回の県の交通安全条例の一部改正ですか、どういうふうに考えればいいのかなと。高チャリを使っていただく方にヘルメットをかぶっていただく、いただかない、あるいは保険加入する、しない、この辺についての高崎市の考え方をちょっと教えていただけますでしょうか。 ◎産業政策課長(本間澄行君) まず、保険の加入とヘルメットの取扱いということで御質問だと思いますけれども、まず保険加入につきましては、現在も年1回行っております定期点検におきまして、それを受けることによって加入できる保険のほうに加入しております。保険の加入のほうはそのような形。ヘルメットの取扱いにつきましては、着用は利用者側に課せられる努力義務というふうにされておりますけれども、市としては自転車を貸し出す側として、利用者がヘルメットを着用できる状態にしておく、こういったことが望ましいと考えておりまして、ヘルメットの据付けにつきましては、どなたでも気軽に利用できる高チャリの特性を踏まえつつ、実施する方向で検討しております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。実施する方向で検討ということで、どうされるのかなというふうに素朴な疑問で思っておりましたので。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 現在詳細を詰めておるところですけれども、ヘルメットを自転車の籠のほうに入れておいて、その籠のほうにカバーをするような形で進める予定でございます。 ◆委員(丸山覚君) 私もヘルメットを籠のところに置いて、勝手に持っていかれてしまう、要するに盗難されてしまうのは困るなと思っていたものですから。では、ちゃんと盗難防止の対策をした上でやるということで。 ◎市長(富岡賢治君) 今考えている案は、盗まれるのはしようがないのです。要するに自転車そのものも、これは盗まれるのを避けてやると結局運用が堅くなりますので、それでみんな全国で失敗していますから、盗まれても仕方ないという前提でいこうということでスタートしたのです。その代わり、今まで1件しか盗まれたケースはありませんから、それはなぜかといったら、高崎市民はモラルが高いというわけではないのです。要するに盗んでも故買、販売できないように、物すごく派手な色の水玉模様にしましたので、それが一番大きいのだと私は思いますけれども、今回も同じでして、本当に物理的に盗まれることを避けるということはできません。できませんけど、ヘルメットに、今考えていますのは、やっぱり水玉模様で、それを持ってどこかへ売ったら、おまえ盗んできたなというのが分かるようにしようではないかということで、しかしそれを金具をつけて盗まれないようにするということは無理です。そういうことをするのは本来の趣旨ではありませんので、これは市民のモラルにある程度頼らざるを得ないと私は思っています。そういうことで今準備しております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。準備を着々と進めていただければと思います。  続けてよろしいでしょうか。199ページの工業振興費の中のビジネス誘致推進事業、これは全国一の事業ということで、大分年数もたちますけれども、その中でビジネス立地奨励金、これが使える対象区域の地べたというのですか、土地、これがどのくらいあと残っているのか、この辺についてちょっと教えていただけますでしょうか。 ◎産業政策課長(本間澄行君) ビジネス立地奨励金は、ビジネス立地の重点地域であります高崎操車場跡地に立地した企業と、あと中心市街地の指定エリアに立地する大規模な商業施設に対しまして、用地取得や新規雇用に対する奨励金のほか、固定資産税等の相当額を5年間交付するものでございますが、操車場跡地につきましては現在残っている土地がございません。 ◆委員(丸山覚君) 現在残っている土地がございませんということですが、ただこれは、ビジネスの方々にいっぱい来ていただくというのは大切な事業だと思いますので、今後さらにまた土地を手当てしていくというお考えについて、どうなのでしょうか。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 現在のところ、追加するというお話は上がっておりませんけれども、その時々の状況に応じまして判断しながら進めていくことになろうかと考えております。 ◆委員(丸山覚君) ありがとうございました。 △休憩 ○委員長(飯塚邦広君) 審査の途中ですが、この際、暫時休憩にいたします。  午前11時35分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時58分再開 ○委員長(飯塚邦広君) 会議を再開いたします。  休憩前に引き続き審査を行います。  7款商工費について御質疑ありませんか。 ◆委員(白石隆夫君) 203ページの観光活性化支援事業のうち、山車出場補助金ですけれども、昨年に比べると半額近くになっていますが、この辺りの内容を説明してください。 ◎観光課長(瀧上幸治君) 令和2年度は、市制施行120周年の記念行事ということで、全町内の38台が出場する予定でございましたが、令和3年度は出場町内を例年どおりとし、25台の出場となることから減額になったものでございます。 ◆委員(白石隆夫君) 120周年は去年だから、今年はもう通常の輪番制ということで台数が減ったということを理解できました。各町内に配分される町内ごとの補助金の金額というのはどのようになるのでしょうか。 ◎観光課長(瀧上幸治君) 出場町内に対する補助金の額は、例年どおりの支出を予定してございます。 ◆委員(白石隆夫君) 今年は、ぜひともこれが実現できるようになってもらえばと思います。 ◆委員(丸山覚君) 197ページの商工総務費で、先ほど丸山芳典委員が質疑されていた、まちなか経済情報センター事業補助金の関連で、確認をさせていただければありがたいのですが、本当に街中にありますので、多分すずらんの駐車場が一番近いのかなというふうに思うのですけれども、相談に見えられた方の駐車場のことについてちょっと確認をさせていただければと思います。もちろんこれの実施主体は商工会議所だと思いますので、ただ、相談に来た方の駐車場の料金というのはどうなるのでしょうか。 ◎市長(富岡賢治君) これは三々五々来ますので、受付で払うとか払わないということはないと思いますので、それぞれ自分のビジネスの話で来ますからそれは自分で負担していただくということだと思います。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。今市長さんのほうから、それは各自で負担していただくと。非常に全国的にも珍しいというか、画期的なお取組というふうに思っておりますので、承知しました。 ◆委員(中島輝男君) 幾つかあるので、また、すみません、よろしくお願いします。  まず196ページで、先ほど丸山委員からもお話がありました中小企業者資格取得支援事業補助金なのですけれども、先ほど市長からお話を聞いて、これは本当に企業にとっても、働く従業員にとっても、本当に有意義な施策だと思っています。本当に評価しています。とてもいい施策なので、できるだけ制度を広めていただきたいと思うのですけれども、市内事業者にお知らせする方法はどのようにするのか、そこだけちょっと、1点だけ確認させてください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) PRについてでございますけれども、3月1日号の広報高崎のほうに掲載させていただいたほか、商工会議所が毎月会員向けに発行しております商工たかさき、こちらの2月号に織り込みのチラシを入れておりまして、また、その次の号においても掲載させていただき、そのほかホームページや団体関係に対しまして、事前の周知、案内をしていく予定でございます。様々な手法を用いて周知していきたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。本当にとてもいい施策だと思いますので、しっかり周知していただいて、少しでも多くの企業、多くの人に活用していただくようにお願いいたしたいと思います。  続きまして、196ページで、商業振興費の認定中心市街地活性化基本計画フォローアップ調査は、コロナ禍で大変だと思うのですけれども、その中でも進め方に何か工夫をしているのかどうか、その辺のお話を聞かせてください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 本件は、計画に定めました14地点の通行量を年1回計測するものでございまして、コロナ禍の進め方につきましては、一部は国と協議する必要もございますけれども、実施に当たってそのときのコロナの状況等を勘案しながら検討していきたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) コロナ禍なので、ちょっと停滞しているところもあるのかと、本当にやりにくいところもあると思うのですが、コロナ禍が明けることを願っているところでございます。また、これからもよろしくお願いいたします。  そして、その下の高崎じまん等支援事業補助金が400万円増加しているのですけれども、この要因は何なのか、新しい展開か何かをお考えなのか、その辺をお聞かせください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 新年度の予算の増額につきましては、オーパ7階のカフェ高崎じまんにつきまして、コロナ対策やさらなる集客力の向上を目的としまして、店舗の改修の費用を計上させていただいております。この辺が新しいところということで、お願いいたします。 ◆委員(中島輝男君) この高崎じまんなのですけれども、今まで営業してきた中で、この効果をどういうふうに捉えているのか、お伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 本事業は、規模の小さい農家や個店でありましても大規模な商業施設に自慢の品を出品できる、こうした機会をつくるために支援をさせていただいているものでございまして、平成29年のオープンから3年以上経過いたしましたけれども、出荷している農家の数とか出品者の数につきましては年々増加しておりまして、コロナ禍による昨年5月の休業であったり、先日までの時短営業によりまして一時的な落ち込みはありますけれども、生産者の販路拡大と食を通じたPRに効果を発揮していると考えております。 ◆委員(中島輝男君) 高崎じまんは、1階と7階にあったと思うのですけれども、今ちょっとオーパの中をのぞくと、お店も閉じていたりして寂しい状態なのですけれども、何かまた新しい展開でも考えていただいて、絶メシとコラボするとか、そういう展開とかをいろいろ考えていただいて、今後もまた頑張っていただきたいと思っています。今後の展開に期待していますので、よろしくお願いします。  続きまして、198ページの工業振興費の中の高崎シティプロモーション事業補助金は、今年度はコロナの影響でできなかったようなのですけれども、令和3年度もまだ微妙なのかなと思うのですけれども、できるとすれば、令和3年度の展開方針などがありましたらお聞かせください。 ◎産業政策課長(本間澄行君) 新年度の事業につきましては、そのときのコロナの感染状況を注視しながらということにはなると思いますけれども、開催場所とか時期、事業内容などを新年度におきまして検討していきたい、そのように考えております。 ◆委員(中島輝男君) 本当に今微妙な時期なのであれなのですけれども、本当にできるようでしたら、またしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次は200ページをお願いします。6目観光費の中の一般経費で、後ろのほうの高崎観光協会補助金なのですけれども、500万円ほど減額になっているのですが、この要因は何なのか、お伺いします。 ◎観光課長(瀧上幸治君) 高崎観光協会補助金の減額についてでございますが、主なものとしまして、群馬デスティネーションキャンペーンの終了や、そのほか経常的な経費を見直したことによるものでございます。 ◆委員(中島輝男君) キャンペーンができなかったということですよね、分かりました。  もう一点だけ、最後。その下の観光宣伝事業の中で、高崎の食発信事業委託料は、今までの経過の中でどのような高崎の食の発信があったのか。何か高崎の食として定着したものはあるのか。また、新年度に新たな展開みたいなものがあれば教えていただきたいと思います。 ◎観光課長(瀧上幸治君) いわゆる高崎の食として定着してきたものとしましては、これまで様々なメディアで取り上げられましたパスタやホルモン、焼きまんじゅうなどが挙げられます。新年度につきましては、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、市内外のイベントで高崎の食をPRし、ブランド力の向上と誘客を図ってまいりたいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) こちらも頑張っていただきたいと思います。本当に県外、市外から来たお客さんに、高崎に来たらこれを食べてみたいに言えるものをまた仕掛けて、展開していっていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(荒木征二君) 1点だけお願いします。196、197ページに戻りまして、2目商業振興費にございます総合卸売市場補助金でございますけども、昨年度当初と比べて減額ということで、これはいろいろと根拠があって積算されているのだろうと思います。その中で、削減されたのを非常に残念に私は思っておりまして、市場につきましてはその役割を含めて、今議論があることは私も承知しています。しかしながら、市内の、それこそ食堂だとか個人経営の飲食店、それこそ先ほど出た絶メシ店の中にもお使いになっている方もいると思います。私どもの町内にもありますけれども、青果店、いわゆる八百屋さんですね、本当に地域の食を支えていただいている方々が多く使っているのがこの総合卸売市場でして、非常に厳しい状況に置かれているのは商工観光部の皆さんも御承知だと思います。やっと営業の時短要請が終わりまして、一息ついたところですけれども、仲卸の皆さん、入居されている皆さんは、非常に苦しい状況が続いています。株式会社経営ですので、高崎市として具体的にどうのこうのというのはないのだろうということは分かっておりますので、御答弁いただくのは酷かと思いますから要望として申し上げますけれども、高崎市は筆頭株主ですので、これら仲卸の皆さん、入居者の皆さんは、苦しかったら、家賃を払えないのだったら出ていってくれとかそういうことでなくて、ぜひともこの後の様子を注視しながら、守るべきものは守っていくように、ぜひ御検討というか、総合卸売市場の機能とその役割も鑑みて注視をしていただきたいということ、これは要望として申し上げさせていただきますので、どうぞごしんしゃくいただければと思います。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  214ページをお開きください。  8款土木費2項道路橋りょう費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 288ページをお開きください。  11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 290ページをお開きください。  2項商工施設災害復旧費 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳出の審査を終わります。  続いて、債務負担行為及び地方債の審査を行いますので、定例会議案(2)を御用意いただき、212ページをお開きください。  債務負担行為 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 214ページをお開きください。  地方債 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で債務負担行為及び地方債の審査を終わります。  これより議案第49号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立全員です。  よって、議案第49号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別会計の審査を行いますので、予算に関する説明書(2)を御用意ください。  議案第50号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算所管部分を議題といたします。  初めに、歳入の審査を行いますので、4ページをお開きください。  歳入について御質疑ありませんか。 ◆委員(中島輝男君) 1款1項1目の一般被保険者国民健康保険税についてなのですけれども、コロナの影響で減収になったというような説明があったのですが、コロナがどう影響したのか、またこの収入歩合はどのような要因で決められているのかを教えてください。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 令和3年度当初予算におけます国民健康保険税の減収に、新型コロナウイルス感染症がどう影響したかということでございますけれども、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う措置として、外出自粛、それから休業、営業時間の短縮といった経済、社会活動の自粛というものが要請されていまして、こうした措置が景気に及ぼす影響を考慮いたしまして、景気の後退による所得の減少などを推計いたしまして課税所得を算出したという経緯がございます。さらに、収入歩合につきましても、調整値といたしまして、平成20年のリーマンショック時における収入歩合の低下率を参考にいたしまして、過去3年間の実績値平均からこの調整値を控除した数値を収入歩合として見込んだものでございます。これらのことを考慮いたしまして、国民健康保険税収入を算定した結果、減収が見込まれたというものでございます。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。よく分かりました。  あともう一点だけいいですか。8ページ、一番上の財産収入、基金収入の利子及び配当金ということなのですけれども、半減しているのですが、基金は毎年それほど増減がないというふうなお話を聞いているのですけれども、なぜ利子、配当が半減しているのかをお聞かせください。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 主な半減の理由でございますけれども、運用先である定期預金などの利率が下がっているというものでございまして、利率についてはほとんどの運用先で半減以上の利率低下が見受けられて、こうした要因により運用収入の減少を見込んでおります。 ◆委員(中島輝男君) 分かりました。利率が半減ということで、了解です。ありがとうございました。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で歳入の審査を終わります。  続いて、歳出の審査を行いますので、12ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳出の審査を終わります。
     これより議案第50号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立全員です。  よって、議案第50号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第54号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算所管部分を議題といたします。  初めに、歳入の審査を行いますので、162ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳入の審査を終わります。  続いて、歳出の審査を行いますので、168ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳出の審査を終わります。  これより議案第54号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立全員です。  よって、議案第54号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。  初めに、歳入の審査を行いますので、186ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳入の審査を終わります。  続いて、歳出の審査を行いますので、188ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(飯塚邦広君) 以上で歳出の審査を終わります。  これより議案第55号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立全員です。  よって、議案第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △請願の審査  請願第2号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて ○委員長(飯塚邦広君) 次に、請願の審査に入ります。  請願文書表を御用意ください。  請願第2号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについてを議題といたします。  お諮りします。本請願を審査するに当たり、紹介議員に出席を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(飯塚邦広君) それでは、依田議員、紹介議員席にお願いします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として依田議員から簡潔に説明をお願いいたします。 ◎紹介議員(依田好明君) それでは、紹介議員といたしまして、本請願の趣旨を説明させていただきます。  本請願は、1つ目には医療を受ける権利を奪うような資格証明書をなくしてほしいということ、2つ目に子どもの均等割の減免を求めるという内容であります。  まず、1つ目の資格証明書の交付をなくすことについてなのですけれども、資格証明書の発行は、一定期間国保税を滞納し、相談などに来ない場合、公平負担の原則があるので、相談機会を確保するため、やむを得ず交付していると説明されています。もちろん税を滞納することは駄目であり、当然支払う義務があるものと考えるものです。ただ、滞納者の中で国保税が払えないというケースが圧倒的に多い状況であります。会社員や公務員のように被用者保険に加入している人たちに比べますと、国保に加入している中小零細業者や非正規労働者は、仕事も不安定で前年より収入が大きく下がってしまいます。  例えば景気の後退などで半分ぐらいに収入が減った場合など、1年でとても払えない状況になりまして、滞納になってしまう。中には滞納の額の延滞金のほうが高いというような人もいます。そうすると、生活が逼迫してしまい、精神的に追い詰められ、相談にも行けない、納税課に行くのが怖いという人もいるわけです。そんな中で資格証明書になってしまうと、全額窓口負担となりまして、受診をためらって病院にも行けず、ますます悪循環になるわけです。中には重篤になって死亡する例も時々報告されているわけです。保険証があっても、その3割負担でさえ経済的に困窮する市民には支払えないこともあるわけです。確かに、医療が緊急に必要な場合に相談に行くと、翌月末まで有効になる特例の短期保険者証の交付もあるわけなのですけれども、相談に行くということは日頃から怖いなと思っている納税課にも行くことになり、ためらってしまう状況があるのです。  私は、そもそも滞納を改善することと資格証明書を交付することは分けて考えるべきだと思います。滞納に陥る市民の生活再建を図る立場で対応すべきだと思うわけです。資格証明書の交付が、この中で前橋市の3.6倍というふうに示されていますけど、ほかの自治体よりもかなり多い現状があるので、ぜひ資格証明書の交付をやめていただきたいというのが1つ目の趣旨でございます。  次に、子どもの均等割減免については、先日の一般質問でも確認させていただいたところなのですけれども、その中で18歳未満の子どもが約6,700人で、その均等割の総額が約1億5,800万円ということも明らかになりました。この国民健康保険税の全体に占める割合は2.1%ですし、基金に対しても約3.3%にすぎないわけです。8年前の平成25年度には所得割、資産割、そして均等割、平等割で同時に引き下げました。当時、被保険者数が10万2,400人、世帯数5万7,900人で、この中で均等割について、あるいは平等割については機械的に出すことができます。均等割が4億960万円、平等割が1億1,580万円でした。足しますと5億2,540万円になるのです。所得割、資産割は、パーセントですので、ちょっと出せないのですけれども、これを入れると大きく上回るわけなのです。当時、基金は約29億円でしたけれども、引下げによって基金は減ったかというと、その年度末では約33億円にむしろ増えました。現在約48億円という基金がありまして、先ほども言いましたように、この子どもの均等割の1億5,800万円は、来年度予算の税収の2.3%、基金に対しても3.3%で、引下げは十分可能だと思うのです。子育て世帯への支援という意味でも大きな意味があると思うのです。国保税の中で、せめて18歳以下の子どもの均等割だけでも引き下げていただきたいというのが請願の2つ目の趣旨でございます。よろしくお願いします。  コロナ禍の中で、一番苦しい状況に追い込まれている中小零細の方や非正規の方もたくさんいるので、そういう方に寄り添った判断が頂ければ幸いでございます。 ○委員長(飯塚邦広君) 次に、本件について執行部から何か発言はありませんか。 ◎保険年金課長(高橋宏樹君) 請願第2号の1点目、資格証明書につきまして、やはり一定期間納付のない世帯で、相談等でも接触が取れない世帯、こういった場合には国民健康保険税の公平負担の原則というのもございますので、その関係で相談機会を確保するため、やむを得ずやはり交付させていただいているものでございます。また、緊急で医療が必要と認められる場合には、翌月末までの短期の被保険者証を交付することで、受診抑制とならないように柔軟に対応をさせていただいているところでございます。  また、2点目、18歳以下の子どもの均等割の減免につきましては、一般質問でもお答えさせていただきましたように、軽減分は毎年国保税の収入不足が生じることになり、代替財源が必要になるということから、本市ではこれまでも、財源を含め国が制度として確立するべきものと考えておりまして、全国市長会などを通じて国に支援制度の創設を要請してまいりました。  現在国におきましては、未就学児ではございますけれども、国保税均等割の5割軽減の実施に向けまして法改正などの準備を進めております。令和4年度から実施される予定となってございます。このような国の動向を注意深く見守りながら、18歳以下の子どもの均等割につきましても、国に制度としてしっかり支援措置を確立していただけるよう、今後も他市町村、それから群馬県とも歩調を合わせ進めていきたいと考えております。 ○委員長(飯塚邦広君) それでは、本件に対して、御質疑、御意見がありましたらお願いします。 ◆委員(白石隆夫君) 今回提出された請願第2号ですが、昨年の3月議会の2月17日に提出されております令和2年の請願第3号とタイトルも、請願項目も、また中の文章の言い回しも全く同一の請願であります。そして、昨年の請願の審査結果は35対2で不採択となりました。一度大差で不採択となった請願と全く同じ内容で、ほとんど同じ文章のものをまた出すというのは、あまりにも安易な請願の提出ではないかと思われます。今回の請願項目について述べさせていただきます。  まず、請願項目の1点目の医療を受ける権利、これは受療権というのですか、これを奪うような資格証明書の発行は行わないでくださいということですが、資格証明書の発行は医療を受ける権利を奪うものではありません。先ほど執行部から説明がありましたように、国保税の滞納世帯に対する相談の機会を確保する意味もあり、また受診の抑制にならないような、短期証みたいな柔軟な対応も行っております。  また、請願項目の2点目の国保税の18歳以下の子どもの均等割を減免してくださいということですが、現在中学生以下の医療費は無料となっております。また、執行部の説明にありましたように、未就学児の国保税均等割は、5割軽減が令和4年度より実施される予定となっております。均等割の減免については国の制度が基本であり、現実に未就学児等で動きが始まっていることであります。地方自治体で財源負担を考えるより、国に制度として確立していただくことが必要かと思われます。  以上の理由から、この請願は不採択とすべきと考えます。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────質疑等を終結いたします。  依田議員、ありがとうございました。傍聴席へお戻りください。  それでは、本請願の取扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員(丸山芳典君) 先ほどから、執行部の説明と白石委員からの意見にもありましたように、請願項目の1点目ですが、国保税は世帯構成や収入に応じて軽減が図られております。また、資格証明書の世帯であっても高校生以下の子どもには3割の被保険者証が交付されており、子どもの受診抑制にはつながらないというふうに私は考えております。  また、2点目ですが、市では福祉医療費助成制度により中学生以下の医療費は自己負担がかからないようになっておりますので、子育て世帯に対する負担軽減は既に図られているということもあります。18歳以下の子どもの均等割の減免に関しては、国の制度または責任において考えられるべきものであって、地方自治体において財政負担を考えるというのはいかがなものかというふうに考えます。  請願の文書中に、国保基金を活用すればということですけれども、令和3年度の予算においても約4億円の基金繰入れが計上されております。これは、被保険者の負担が増えないよう、現行税率を維持していく考えによるものだと思っております。総括質疑や一般質問でもこのような考え方が執行部からの御答弁にありました。維持できなくなったときは、その分の税率を引き上げなければならなくなることもあります。  以上のことから不採択でお願いいたします。 ◆委員(中島輝男君) まず、1つ目の資格証明書を交付しないということは、やはり納税の公平性というところで、欠けているというふうに思います。そして、基金を取り崩すという話は、高崎市の国保基金は、国保税の税率を抑えるのに使われているということで、そして国のほうでは、未就学児ではありますが、軽減する方向で検討されているということですので、国の動向を見たほうがいいということで、今回不採択でお願いします。 ◆委員(白石隆夫君) 不採択でお願いいたします。 ◆委員(丸山覚君) 不採択でお願いします。  理由は、まず1点目のほうは、何か納税相談というのをマイナス的にちょっと取られているように受け止めるのですけれども、納税相談というのは滞納の状況の改善という目的だけではなくて、その滞納者の家計の状況、それを改善するという部分もあるのです。それなので、逆に相談に来ていただきやすいように、やっぱりしていかなくてはいけないというふうに思います。あと、紹介議員さんがおっしゃられた滞納の状況の改善と資格証明書の交付は分けて考えるべきという主張に対しても、これは言い方を変えれば、負担と給付を分けて考えるべきというふうになってしまうので、大原則が崩れてしまいますので、解決の仕方はほかにもあると思うのです。  それから2番目は、基金というのは恒久財源ではないので、その基金がなくなったときには、その部分についてまた戻すのかという話にもなってしまいますし、ほかの委員さんもおっしゃっているとおり、国のほうで考えているということなので、そこを注視していくというのが今の段階だというふうに思います。 ◆委員(石川徹君) 不採択でお願いします。 ◆委員(柴田和正君) 不採択。 ◆委員(田中治男君) 不採択。 ○副委員長(荒木征二君) 不採択です。 ○委員長(飯塚邦広君) それでは、これより請願第2号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(飯塚邦広君) 起立なしです。  よって、請願第2号は不採択とすべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(飯塚邦広君) 以上で本委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(飯塚邦広君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                         午後 1時37分   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・高崎市交通安全アクションプラン(令和3年度~令和5年度)について       ・高崎市農業集落排水に係る経営戦略の策定について ○委員長(飯塚邦広君) 次に、報告事項に入ります。  最初に、高崎市交通安全アクションプラン(令和3年度~令和5年度)について説明をお願いいたします。 ◎地域交通課長(小山和寛君) それでは、高崎市交通安全アクションプラン(令和3年度~令和5年度)について御報告させていただきます。  1の(1)プラン策定の趣旨でございますが、地域の交通事情を踏まえ、市が早急かつ継続性を持って効果的に取り組むべき交通安全の諸施策を推進しつつ、交通関係機関、団体等との連携と協力を図り、安心で安全な交通環境の整備や交通安全意識の向上を図っていくものでございます。  次に、(2)プランの期間でございますが、令和3年度から令和5年度までの3年間といたします。  具体的な施策のうち主な取組について御説明申し上げます。(3)主要施策を御覧ください。初めに、高齢者の交通安全対策でございますが、高齢者が自主返納しやすい環境を整えるため、運転免許証自主返納奨励事業の奨励品を4月1日から現行の3種類のほか、運転経歴証明書の交付手数料と郵送代を補助する内容を入れた奨励品を新たに追加いたします。  続きまして、子どもの交通安全対策でございますが、小学1年生が歩行中に交通事故に遭う割合が高いことから、運転手から目につきやすい反射材がついたトートバッグを新入学児に配付することにより、子どもの安全を守るものでございます。  続きまして、自転車の交通安全対策でございますが、交通人身事故に占める自転車が関係する事故の割合が高くなっていることから、新たな主要施策の一つとし、対策してまいります。以下、生活道路の安全対策及び地域公共交通網の形成促進につきましては、別添資料に記載のとおりでございますので、後ほど御覧いただければと存じます。  最後に、2のプランの公表等についてでございますが、市民や事業者の皆様へ市のホームページ等で周知を図ってまいります。なお、本日提出した資料につきましては、本委員会終了後、全議員の皆様へ配付させていただきます。  以上、高崎市交通安全アクションプラン(令和3年度~令和5年度)についての報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(飯塚邦広君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。
    ◆委員(丸山覚君) ちょっと中身の細かい話になってしまって恐縮なのですけれども、分かれば御説明いただきたいのですが、主要施策5つの中の3番目の自転車の交通安全対策のところで、13ページの具体的施策指標で、アの自転車通行空間の整備というところで、矢羽根型というのですか、路面表示で、私も週の半分ぐらいは自転車で通勤しているものですから、この表示というのはすごくありがたいのです、自転車に乗っている者として。そして、とても走りやすい。私は、県がやっているのかな、公安委員会がやっているのかなというふうに勝手に思っていたのですが、これは市が施工する事業ということでよろしいのでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 矢羽根型の表示につきましては、県道につきましては県で、市道につきましては市のほうで施工しております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。市が施工する部分のお話になりますけれども、どの道路に引く、この道路に優先的に描く、その決め方というのですか、選定の仕方というのですか、それはどういうふうになるのでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 道路状況によりまして選定が変わりますので、道路の路肩を活用して施工しております。路肩幅が1.5メートル未満のところに施工しております。 ◆委員(丸山覚君) どちらかというと狭い道路ということですね。そういうところだと、自転車の安全な空間がないので、逆にそういうものを引いてもらえると、私みたいに自転車で走ると安心感があるということになるのだろうと思うのですけれども、ちなみに、ちょっと数字の話になって、分からなければ後で結構なのですけど、新年度はどのぐらいのお金がこれに使われるのでしょうか。 ◎地域交通課長(小山和寛君) 新年度につきましては、所管する建設部と協議して決定してまいりたいと考えております。 ◆委員(丸山覚君) 分かりました。なるべく描いていただいて、非常にこれは自転車の方にとっては走りやすくなる表示になりますので、どうかよろしくお願いいたします。 ○委員長(飯塚邦広君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。  次に、高崎市農業集落排水事業に係る経営戦略の策定について説明をお願いします。 ◎田園整備課長(金井孝文君) それでは、高崎市農業集落排水事業の経営戦略の策定につきまして御報告させていただきます。  お手元の資料を御覧ください。各公営企業は、経営健全化の取組が求められ、経営戦略の策定が国から要請されたものです。本市の特別会計で運用している農業集落排水事業もこれに準じ、今般経営戦略を策定しましたので、御報告させていただくものです。  記以下を御覧ください。1、経営戦略の概要でございますが、現在高崎市には5つの農業集落排水施設がございまして、下水道整備が進んでいなかった農村地域の家庭から出る汚水を地域ごとに一括して処理しております。これらの農業集落排水事業を対象に、今回国の様式に基づき策定いたしました経営戦略がお手元の資料でございます。内容については、後ほど御覧いただきたいと思います。  次に、(2)経営戦略の考え方は、策定に当たっての視点でございますが、現状と将来の見通しを踏まえ、また投資・財政計画の見通しと効率化のための取組方針を示すものとしております。  次に、こうした考えを踏まえ策定した経営戦略で、(3)の主な掲載内容でございますが、①計画期間は令和3年度から令和12年度までの10年間とし、②利用状況と今後の推移としまして、旧高崎地域の一部、また箕郷地域の一部など、限定された地域を対象とした事業ということもございまして、現在の施設利用者は3,492人となっております。今後も緩やかに利用者が減少していく見込みとなっております。③今後の取組の方針といたしまして、施設を安定的に持続していくことが難しい状況も予想され、また農業集落排水エリアの周辺も公共下水道の管路整備が進み、直接公共下水道に接続可能なエリアも出てきております。このため、経営戦略に各排水施設の段階的な公共下水道へのつなぎ込みや、将来的な公営企業会計への移行の検討を行っていくこととしております。  次に、2、今後の予定でございますが、本委員会終了後、市のホームページに掲載してまいりたいと考えております。また、参考といたしまして、裏面に現状の農集排事業の概要をお示ししてございます。  以上、誠に簡単ではございますが、報告とさせていただきます。なお、本委員会終了後、全議員の皆様に本資料を配付させていただきますので、よろしくお願いします。 ○委員長(飯塚邦広君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。────なければ、本件を終結いたします。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(飯塚邦広君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。  なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(飯塚邦広君) なければ、以上で本日の市民経済常任委員会を閉会いたします。                                       午後 1時49分閉会...